夫婦関係が冷めてしまったら?
結婚をする・結婚している、どちらにしても今後夫婦関係が冷めてしまったら?という不安がほんの少しでも心のどこかにあるのではないでしょうか?
「夫婦関係が冷めてきているかも…」なんて感じてしまっている方もいるかもしれません。
男と女の体の仕組みが違うように、男と女の脳の仕組みも違うのです。
この男女の脳の仕組みの違いを知ることで、夫婦関係が冷めてしまう・夫婦関係が冷めたように感じるというリスクを防ぐことができます。
陥りやすい勘違いやすれ違いを回避して、いつまでもラブラブ夫婦でいられる方法をお伝えします。
男は火星から 女は金星からやってきた
心理学者のジョン・グレイ氏の著書で、『男は火星から 女は金星からやってきた』というタイトルで海外では未だに人気でロングセラーの書籍があります。
この書籍でも紹介していますが、同じ人間といえども男と女は全く別の世界・星からやってきて出会ったかのように、考え方もストレスの感じ方も全く違います。
ではまったく違う惑星の彼と、どのようにうまく人間関係を築き、さらにラブラブでいられるのでしょうか?
まずは相手、つまり“男”のことを知っていきましょう。
男とは ー 目標や達成できるタスクを持つことで輝く
男のほうが女より強いとは断言しませんが、はるか昔石器時代などは男は外に狩猟に行き、女は家事や子育てという役割が別れていました。
もちろん現在は時代が違うので、男女関係なく仕事もしますし家事も分担しているカップルが多いでしょう。
ただ基本的な“男”のデフォルト設定として、『目標や達成できるタスクを持つこと』そしてそれに対して懸命に取り組むことで、男性ホルモンのテストステロンが分泌されます。
テストステロンは男性らしさを増加させることもそうですが、男性にとってストレスレベルを下げる作用があるのです。
「付き合ってる時や結婚するまでは、すごいアプローチや大事にしてくれたのに、結婚してからあのプッシュ感がない」
と感じる場合は、決してあなたに興味がなくなったとか愛していないとかでなく、“狙っていた獲物を得たから満足している(安心している)”という状態なだけ。
結婚してからだと、自分も今まで気にしていた服装や毛の処理などなど手抜きになってないですか?
浮気をするかもしれないような危ない妻になれとかではなく、“このつないでいる手を緩ませたら、逃げてしまうかも”というような、得たものは逃したくないと思われるように、自分磨きを忘れないようにしましょう。
男とは ー “頼られている”という確信で輝く
前項に通じるところもありますが、男性は職場や家庭で“頼られている”という感覚があることで、さらにやる気が出ます。(=テストステロンが分泌される)
例えば家事をしてほしい時とかに、「なんでこれぐらいしてくれないの?」とか「洗濯しといてね」というような言い方は、逆に彼のやる気レベルを下げてしまう場合があります。
- 会社に行く前にゴミ出しをしてくれるとすごく助かるんだけど、やってくれる?
- 洗濯を干してくれるとその間にわたし〇〇できるからすごく助かるんだけど出来るかな?
- 本当頼りになる!ありがとう!!
- 〇〇してくれてありがとう!あなたがいないとどうしたらいいかわかんないや!
こんなふうに“やって当たり前”というような態度ではなく、“頼っているからこそあなたにやってほしい”というような態度と思いでお願いごとをすると、彼も嫌とは言えないでしょう。
男とは ー 記憶力がない
女って結構細かいこと覚えていますよね。
「あの時はこんなことしてくれた」というようなもちろんポジティブことから、「あの時あんな事言われた」というようなネガティブなことまで。
そしてその覚えていることを彼に投げかけると、「えっそうだったっけ?」という時がしばしば。
「なんで覚えてないの!?わたしのこと愛してないの?」なんてちょっとヒステリックになっちゃう時もあるかもしれませんが。
彼は大きなイベントなどは覚えているけど、そんな詳細まで覚えていないのです。
仕事などでの目標達成のために、脳をフル活用するために小さな記憶はどんどん消されてしまうのです。
だからもし彼が詳細を覚えていなかったりしても、心配する必要も、怒りを感じる必要もありません。
過去の思い出は自分の中にしまっておいて、彼との未来に自分も目を向けましょう。
男とは ー 脳のON/OFFができる
女は母性本能もあることから、常に周りに氣を配っています。
赤ちゃんが夜中に泣き出したら、すぐに起きて授乳やオムツ替えができるくらい、女性にとって脳のON/OFFは出来ているようで出来ていないのに対して、男性のON/OFFの切り替えはピカイチ!
仕事から自宅に帰ったら、ソファに座って一瞬でテレビやゲームモードに入り込むのはON/OFFの切り替えができるから。
頭をリセットするための性能な機能なので、話しかけてもたまに返事がなかったり遅かったりしても、悲しがったり怒る必要はありません。
リセットモードに入ってるんだなと察知して、そのモードから出たところで言いたいことや話したいことを話しましょう。
男のことはわかったけど、わたしはそれに従うだけ?
男(火星人)がどんなものかがわかったから、『わたしたち女が男の言いなりやその性格に合わせればいい』というのは不公平な話ですよね。
昔と違って女性も男性並みに働きますし、抱えている悩みも似たところがあるでしょう。
そんなことからも、あと女性は自分の気持をシェアしたいという願望が強い生物なので、自分の思いなどを愛する相手とうまくできなかったり、真剣に聞いてくれてないような態度だとキーーー!ってなってしまいますよね。
男(火星人)のことを知ったからこそ、自分が相手に求めていることをストレスなく伝える方法をお教えします。
とにかく愚痴を聞いてほしい時
男よりも記憶力がいい女は、仕事などでも細々したこと覚えていて、それを吐き出して同意同調してもらうことで、そのストレスが発散されます。
でも男はなにか困難にぶち当たったり、不満があると“男の洞窟”に籠もって一人で考えるタイプなので、女の愚痴に理解ができない。
あと“相談”をされてるのかと解釈するので、アドバイスをくれたりするのですが、女からするとアドバイスなんていらないんですよね。もちろんアドバイスがほしい時もあると思います。
- あのね「うんうん」って聞いてくれるだけでいいの、わたし今日こんなことがあって悲しかったんだよね。(悔しかった・すごく怒りを感じた)
- 今日ねこんなことがあってすっごく疲れたの!あなたが話をきいてくれればすっごいスッキリするんだけど聞いてくれる?
- すごく悲しいことがあったの…ハグしてくれる?
すぐに帰っていきなり愚痴をかますのでなく、とりあえず聞いてほしいということを伝えて愚痴りたいことを愚痴りましょう。
スキンシップがもっとほしい時
海外だと外出先でもどこでもハグやキスは当たり前ですが、日本だとまだまだ日本人同士のアップルが、公共の場でスキンシップをしているのは見かけないですよね。
「せめて自宅ではもっとスキンシップしたい!」と思う女性はどれくらいいるでしょうか?
もちろんスキンシップを多くとる男性もいるかもしれませんが、日本男児的な方だとそこまでスキンシップを重要視していなかったりします。
もっとハグしたい!キスしたい! と素直に彼に伝えましょう!
自分が頑張っていることを認めてほしい時
もちろん彼のことを愛しているから、彼が喜ぶことをジャンジャンやってあげたくなっちゃいますよね。
お風呂沸かしておくとか、彼の大好物を作ってあげるとか… でも毎回彼から「ありがとう」という言葉があるわけでもなかったり、彼からのプレゼントだとかは誕生日とかの特別なイベントの時だけだったり。
毎日プレゼントがほしいわけじゃないけど、「ありがとう」とかたまにバラの花束1本でも些細な愛の態度が嬉しいですよね。
「お礼のことばなどはいらない、無償の愛でやっているだけ」というのも、そんな思いはあれどやはりねぎらいの言葉はほしいものです。
男は頼れるだけで満足するので、「ありがとう」の言葉は嬉しいけど女ほど重要ではないのです。
もちろんおいしい食事を作ってくれてありがとうという感謝の気持ちがないわけでもなく、「言わなくてもわかっているだろう」というのが本音で、ねぎらいの言葉がどんなに女にとって大きいかはわからないのです。
- それをわかった上で愛で彼に尽くすか
- 彼を喜ばせようとうするのをやめるか
- 正直な自分の気持ちを伝えるか
もし3であればこんなふうに伝えましょう。
「あなたのために食事を作るの大好き。ただたまに“ありがとう”とかそういう言葉があるとすごく嬉しいな。嬉しくてもっといろいろしてあげたくなっちゃう」
相手はあなたの奥に込めている気持ちがわからないのだから、素直にこんな気持ちをもっていると彼に伝えましょう。
いつまでも夫婦ラブラブの秘訣
もちろん人それぞれの性格などもあるので、“男だから必ず火星人の要素を持っている”というわけではありません。
当てはまるなぁと思うところを参考にして、相手へイライラしたり不安に感じていたことを解消できてたらOKです。
いつまでも夫婦ラブラブでいられる秘訣は、
- 相手を知ること
- 素直な自分の気持ちを正直に伝えること
- お願いするときは冷静に優しく
- 相手に感謝の気持ちを忘れない&伝える
夫婦関係のマニュアルなんてものはありません。
期待感や自分のもっている価値観が当たり前と考えず、尊重しあうことがまず大事です。
愛してるからこそ許せるし、愛してるからこそいろんな事を共有するべきです。
末永く幸せラブラブな夫婦関係を築いていきましょう!
LOVE MICA
コメント